2013年12月23日

クリスマス豆絵

DSCN6835 (390x640).jpg今年も早、残すところあと一週間ほど。あっという間にクリスマスを迎えます。
今年はいつも以上に簡素なクリスマス。飾りつけも、去年買ったプレゼピオと今年京都で買った三連衝立を飾っただけ(^_^;)
今年、京都に格安フリープランで行ったのですが、泊まったホテルのすぐそばに教会があり、教会脇にサン・パウロという聖品販売所がありました。
中へ入ると、マリア像や磔刑のイエス像の置かれた棚の下に、小さな宗教画のカードがズラリ。そのミニ宗教画は私に子供の頃を思い出させ、思わず興奮してカードを選びまくりました。
子供の頃、近所の教会に通っていたことがあり、日曜学校へ行くたびに、イタリア製の小さな絵のカードをもらえるのでした。西洋絵画の本物を見たことのない子供にとって、それは初めて触れる西洋絵画でした。子供の手にちょうどいい小さな宗教画。その小さなカードが欲しくて、日曜学校に通っていたようなもの(←物欲の塊(^_^;)
ピアノの稽古に行くたびに、バイエルに貼る、好きなシールを選べるのと同じ感覚。
モノで釣るのは良くないと思うけれど、結局、私のような俗物はモノに釣られるタチなんでしょう(^_^;)嗚呼、神様、物欲を解脱した清い心をお与えください。(←修業しろ)
聖書の話を絵にしたカードは、目で見る聖書。祖母からもらったボロボロの聖書には、今でも沢山のミニカードが挟まっています。


京都の聖品販売所で、子供の頃、ワクワクしながら眺めた宗教画のミニカードを漁り(^_^;)、ついでに小さな三連衝立も購入。値段が高いのもありましたが、700円の安い衝立にしました。でも、一応、イタリア製。
ヨーロッパのカトリック教会で飾られる三連衝立は、西洋絵画の、そして額縁のオリジンである祭壇画です。それのミニ版を家に飾ってみたくて買ったのですが、ちょうど絵がキリスト降誕の絵だったので、クリスマスに飾ることにしました。

DSCN6815 (640x480).jpg←コレ。高さは10cmくらい。

ミニ宗教画をもっと買いたくて、クリスマス前に、四ツ谷にあるサン・パウロに行きました。そこでも、ミニカードを漁りまくり(^_^;)
ミニカードの棚に「豆絵」と書いてあったので、それが正式名称?!
キリスト降誕の豆絵だけを選びました。

DSCN6827 (640x350).jpg←豆絵。7〜10cmくらい。ブレブレですみません。

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名もない誰かの絵。誰が描いたんでしょう。

DSCN6831 (492x640).jpg←こちらは、名のある画家カルロ・マラッタの作品。聖母の慈愛に満ちた温かさを感じる一枚。


DSCN6834 (413x640).jpg←こんな豆絵も。

DSCN6833 (413x640).jpg

サン・パウロで物欲(^_^;)を満たした後は、上智大学をブラついてから、横の聖イグナチオ教会へ。以前、修道女になった友人が上智大学の神学部で学んでいたときに、案内してもらった場所。イグナチオ教会の前には、実物大より少し小さいけれど、本物のプレゼピオが飾られていました。
「あ、プレゼピオ!」と駆け寄ると、ヨセフとマリアがひざまづいている場所には、なんと幼子イエスの人形がありません!
「盗まれている!」
と一瞬思いました。
こんな屋外に置いてあるから、誰かがイタズラで持っていってしまったのかもしれない・・・。
などと考えてから、はたと思い当りました。
そうです、まだキリストは降誕していないのです。
クリスマス・イヴになったら、幼子の人形を飾るのでしょう。
盗まれたと考えてしまうのは俗人の浅知恵。
クリスマスまで、イエスがいないのが本当のプレゼピオ。
本当のプレゼピオを見られて良かった。

京都旅行から思わぬ出会いがあった宗教画の豆絵。
神社仏閣の多い京都で、キリスト教も自然に根付いている感に不思議がありましたが、今年の大河ドラマ「八重の桜」を観て、京都にキリスト教を根付かせるのがいかに大変だったかがわかりました。
アメリカに渡った新島譲らが西洋文化を日本に持ち帰り、その西洋文化の根底にあるキリスト教信仰をも日本に広めたわけです。開拓者につきものの困難を超えて、キリスト教主義の大学を創設し、今はすっかり京都の地に根付いている・・・。今の同志社を新島譲や八重に見せたいくらい。
わが母校も、新島譲と同じようにアメリカに渡った人物が新渡戸稲造らの協力によってできたキリスト教主義の学校です。その創設の精神が、私のような俗物には受け継がれていないけれど、修道女になって東ティモールで奉仕している私の友人のように、信仰の灯は受け継がれているのです。
今年の秋も、その友人が一時帰国し、東ティモールでの話を聞きました。
世界の国々で祝われるクリスマス。
どうか一人一人の上に平和が訪れますように。


posted by ひつじ at 14:05| Comment(2) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひつじさん クリスマスおめでとうございます!

幼い日の体験ってほんとに大きいですね
素敵な宗教画に出逢われて、今のひつじさんがあると思って見ると
豆絵も貴重です^^
子供って小さなもの集めるの大好きだし(笑
ひつじさんの記事を読んで京都の神社仏閣だけでなく古い教会めぐりをしたくなりました^^



Posted by エル at 2013年12月25日 17:13
エルさん、返事が大変遅くなりすみませんでした!!(汗)
クリスマスもとうにすぎ、今更、クリスマスのご挨拶も変ですが、エルさんにも善きクリスマスが訪れたことを祈ります。
最近、記事をアップするのがやっと。
イタズラコメントが多すぎて、それを削除していかないと、ちゃんとしたコメントまで辿り着けず、いつも返事が遅くなってしまいます(汗)
私の記事にコメントを下さる方も少ないですが、こうして読みに来てくださる方がいるのだなぁと、とても有難く思います。
エルさんが穏やかな年末年始を迎えられますよう、そして、また来年もブログを通じて交流させて頂けますよう、祈っています。
どうぞ、良いお年を!!
Posted by ひつじ at 2013年12月31日 13:58
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