2009年09月18日

A rose for Emily〜We knew not that we were to live〜

We knew not that we were to live ―
Nor when ― we are to die ―
Our ignorance ― our cuirass is ―
We wear Mortality
As lightly as an Option Gown
Till asked to take it off ―
By his intrusion, God is known ―
It is the same with Life ―

  ―Emily Dickinson(No.1462)


生きられるのかどうか―あるいは
死ぬのかどうか―人は知らない―
無知こそ―鎧―
気軽にガウンを纏うように
人は肉体を着る
お脱ぎと言われるまで―
その押付けにより 人は神を知る―
命についても また然り―
         (1462番/1879年)
posted by ひつじ at 17:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 英詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひつじさん、こんにちは。
>無知こそ―鎧―
この部分だけ考えると、その意味するところに行き着くのですけど
この部分を削除すると、その前後のつながりが自然で文全体が
分かりやすくも感じるのですが・・・。
難しいものですね(^^;)
Posted by sekisindho at 2009年09月23日 00:12
sekisindhoさん、こんにちは。いつも返事の遅いひつじです(^_^;)

>この部分を削除すると
ふむふむ、なるほど。
私の訳が伝わりにくかったようで、すみませんでした。
"WE knew not"が "OUR ignorance"に引き継がれているので、原詩では繋がっていくように思いますが、訳が問題でしたね。

一応、岡隆夫さんというプロの訳者の訳を載せておきますね。

「生きる定めだったことも
またいつ死ぬ定めなのかも 分からなかった
この無知こそ鎧―」

上記の訳だったら、いかがでしょう?
プロの訳者のほうが良い訳かとは思いますが、自分でどうしても別の言葉のほうがしっくりくる言葉があると、つい自分で訳しなおしてしまうのです(^_^;)

一見、たどたどしく不器用にも見える彼女の詩。
それは、人の理解を得ることや文章の正確さ・読みやすさを追求したものではなく、言葉そのものの「可能性」を探るもの。
自らの内的宇宙を表現するために言葉を選び取り、詩という「言葉の芸術」を創造したのが、エミリー・ディキンソンという詩人だった。私は、そんなふうに思っています。
Posted by ひつじ at 2009年09月27日 22:21
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