2007年06月30日

美術展紀行〜国立ロシア美術館展〜

「国立ロシア美術館展〜ロシア絵画の真髄」
2007年4月28日〜7月8日/東京都美術館

国立ロシア美術館は、1898年、サンクトペテルブルクのミハイロフスキー宮殿をロシア初の国立美術館にしたところ。
「○○美術館展」というと、ヨーロッパの画家たちの有名作品が含まれることも多いものです。(エルミタージュも然り)
しかし、今回の美術展は、まさに「ロシア絵画のロシア絵画によるロシア絵画のための」美術展でした。
そこには、西洋絵画の主たる題材である歴史画、神話画、宗教画といった作品はほとんどといっていいほど登場しません。
美術の教科書で見知った有名な作品も登場しません。
にもかかわらず、というか、それ故、人の手垢にまみれていないロシア絵画は新鮮な驚きと感動に満ちていました。


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posted by ひつじ at 19:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

English verse〜In Venice〜

       In Venice
           George Gordon Byron

I stood in Venice, on the Bridge of Sighs;
A palace and a prison on each hand:
I saw from out the wave her structures rise
As from the stroke of the enchanter’s wand;
A thousand years their cloudy wings expand
Around me, and a dying glory smiles
O’er the far times, when many a subject land
Look’d to the winged Lion’s marble piles,
Where Venice sate in sate, throned on her hundred isles!

In Veneice Tasso’s echoes are no more,
And silent rows the songless gondolier;
Her palaces are crumbling to the shore,
And music meets not always now the ear;
Those days are gone - but Beauty still is here.
States fall, arts fade – but Nature doth not die,
Nor yet forget how Venice once was dear,
The pleasant place of all festivity,
The revel of the earth, the masque of Italy!


     「ヴェニスにて」
        ジョージ・ゴードン・バイロン

私は、ヴェニスのため息の橋に立っていた
両岸には宮殿と刑務所が佇んでいる
ヴェニスの建物が魔法使いの杖をひとふりしたように
波から立ちのぼるのを私は見た
千年もの時を刻む、曇った翼が私のまわりに広がり
死にかけた栄光が過去に向かって微笑んでいた
多くの属国が、翼を広げたライオンの大理石柱を見つめ
ヴェニスはそこに腰をすえ、何百もの島々の上に君臨していたのだ

ヴェニスでは、タッソーのこだまは、もはやなく
歌を歌わないゴンドラの船頭が静かに舟を漕いでいた
ヴェニスの宮殿は岸のほうへ崩れ
音楽の調べも今は聞こえない
あれらの日々は過ぎ去った―しかし、美は依然としてここにある
国々は崩壊し、芸術は色褪せた―しかし、自然は死ぬことはない
ヴェニスがかつて、いかに素晴らしかったかは忘れられないのだ
すべての祝祭の最も喜ばしい場所
地上の酒宴、イタリアの仮面劇であったのだ!


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posted by ひつじ at 21:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 英詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

美術展紀行〜モネ・大回顧展〜

モネ大回顧展
2007年4月7日〜7月2日/国立新美術館

1ヶ月以上前の話になりますが、今年できた国立新美術館に行ってきました。
美術館ができなければ、おそらくは今後もずっと行く機会はないであろうギロッポン(^_^;)
ヒルズもミッドタウンもよくわかっていない田舎者が、オドオド、キョロキョロうろついてきました。

国立新美術館は波打つガラス張りの近代的美術館。中は、1フロアが3つの展示室に分けられた3階建て。フランス・リヨンの三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」も入っています。
国立新美術館の威信をかけた「モネ大回顧展」。期待をもって見に行きました。


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posted by ひつじ at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

ミニバラ2007春


画像 042.jpgORやERばかりアップしていては可哀相なので、ミニバラも。
新顔のERにベランダの場所をとられ、日当たりの悪い玄関先へ移されたミニバラ。
5年ほど前、友人からもらったバラで、年々巨大化しています(^_^;)。
日当たりの悪い場所に移されたにもかかわらず、今年も沢山花を咲かせてくれました。
剣弁房咲の花は丈夫で長持ち。香りも良いです。
特にすごいのは、花だけでなく葉や茎にも香りがあること。手入れをした後は、手にバラの香りが残っています。

posted by ひつじ at 15:37| Comment(2) | TrackBack(1) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

青く碧き上高地

新緑の上高地へ。
大正池あたりから歩き始める人が多い中、穂高橋を渡って梓川沿いを河童橋までのんびり散策。

風渡る木立の間を歩くと、鶯が鳴き、啄木鳥が木をつつく音が聞こえてきます。
山藤やハリエンジュ、ヤマボウシの花が咲き、白樺が芽吹いています。さすがに山の春は遅く、豆桜が今を見頃に咲いていました。足元を見れば、そこここにニリンソウの白い花。

林を抜け視界が開けると、白銀の尾根を連ねる穂高連峰の勇壮な姿が目に飛び込んできます。

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posted by ひつじ at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする