2017年11月21日

バレエ末席物語〜「クレオパトラ」〜

「クレオパトラ」
2017.10.20

クレオパトラ・・・中村 祥子
プトレマイオス・・・山本 雅也
カエサル・・・スチュアート・キャシディ
アントニウス・・・宮尾 俊太郎
オクタヴィアヌス・・・遅沢 佑介
ポンペイウス・・・ニコライ・ヴィユウジャーニン
ブルータス・・・伊坂 文月
オクタヴィア・・・矢内 千夏
案内人・・・酒匂 麗

アップが非常に遅くなりましたが、Kバの世界初演「クレオパトラ」を観てきました。
ちょっとづつ書いていたこともあるし、10月末からひどい風邪をひき、2週間近く治らず、こんなに遅くなりました。←遅すぎ
Kバは、なんと初見。
熊川さんのバレエは、20年以上前に、まだKバができていない頃に、見たことがあります。
ロイヤルから帰国し、見事な跳躍で、女性たちを魅了し、一大バレエ旋風を巻き起こした熊川さん。にわかバレエ・ファンの女性たちが黄色い声をあげ、まるでアイドルのよう。
そんな熊川さんファンを冷ややかな目で見ていた私ですが、熊川さん熱に浮かされた知人にチケットをプレゼントされ、無理やり彼の舞台に連れて行かれたのでした。
舞台には、スクリーンが用意され、真っ赤なスポーツカーでロンドンを疾走する熊川さんが映し出され、それを見てキャーキャー騒ぐ女性たちに、ゲンナリしたものでした。
「30歳過ぎて、跳べなくなっても踊るのは自己満足」と豪語していた熊川さん。
バレエは跳ぶだけのもの?
マイヤ・プリセツカヤとどんな気持ちで共演したのかと思っていました。
そんな生意気っぷりがよく表れた「オレ様熊様」の踊りに、感心すれども感動はせず。
自分から、彼の舞台を観ようとは思いませんでした。
しかし、20年以上たち、彼も白髪の目立つ中年になり、かつての熊川節も多少は変わったのかもと思います。
こちらの考え方も多少は変わり、イギリスという異国で、自己主張の強い白人たちの中でトップになるには、それに張り合えるだけの強さがなければ成しえないこととも思うようになりました。
Kバを創立してからの、彼の頑張りっぷりは、なかなか感心もしていました。
ただ、Kバはチケット代が高いので行けなかったのです。
そんな熊川さんが、全く新しくバレエを創作したと聞き、しかも、中村祥子さんのあのクレオパトラの写真を見てしまうと、これは興味をそそられます。
クレオパトラ.jpg
しかも、曲は、カール・ニールセンというから、目のつけどころが素晴らしいと思いました。
ニールセンは日本ではあまり知られていませんが、私は、ニールセンの交響曲4番「不滅」が好きでCDをたまに聴きますし、彼の曲はバレエになりそうとも思っていたので、熊川さんの選曲は当たるだろうとも思いました。熊川さんが使ったのは、ニールセンの「アラジン」という曲から。
言い訳が長くなりましたが、そんな経緯で「クレオパトラ」を観に行くことになりました。
クレオパトラの有名な逸話などは知っていましたが、バレエを観る前に、今一度きちんとクレオパトラの一生を知っておこうと、3冊ほど歴史の本で予習をしておきました。
本を読んで、改めて驚いたのは、クレオパトラはエジプト人ではなかったんだ〜、プトレマイオス家はファラオの血筋ではなかったんだ〜、クレオパトラという名前はギリシャ語だったんだ〜などなど、「へ〜」と目から鱗。やっぱり読んでおいて良かった。

いよいよ本題ですが、ブログを書き終えるまでに時間がかかりすぎ、バレエの後半の記憶は曖昧なので間違っていたら、すみません(汗)。

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2017年10月12日

美術展紀行〜「怖い絵展」〜

「怖い絵展」
2017.10.7〜12.17/上野の森美術館

今回は、珍しく開催されてすぐに行ってきました。
というのも、買った格安チケットの有効期限が、10/7〜11/5までと、美術展自体の開催期間より一か月以上も短く、行ける日に行っておかないとならなかったのです。
祝日は混んでいるかと一瞬思いましたが、他に行ける日もなく、国立西洋美術館でも都立美術館でもないし、どこかの番組で取り上げられる前だし、きっとそんなに人は来ないだろうとふんで、体育の日に行ってきました。
不忍の池口から改札を出て、西郷どんの銅像横を「来年の大河の主役だわねぇ〜」と思いながら通り過ぎ、美術館に近づくと、プラカードを掲げた係員が「ただ今、ここから50分待ちです!」と声を張り上げているではありませんか!
見れば、美術館の前は長蛇の列。ガ〜ン(>_<)
読みを誤った・・・しかし、今更ひきかえせない。
入場までに50分待ちって・・・ディズニーランドのアトラクションぢゃあるまいし(泣)。
ホント、ディズニーのアトラクション待ちよろしく、美術展には珍しい若者、親子連れが並んでいて、「イタリア絵画うんちゃら」とか「印象派なんちゃら」とかの美術展とは客層が違う感じ。
確かに「怖い絵展」なんていうと、美術ヲタじゃなくても興味をそそられそうだし、これだけの集客力があるなら企画としては成功しているんだなと改めて思いました。
中野京子さんの「怖い絵」という本も何年も前に出版されていて、絵画をちょっと違った角度から眺める面白さがあります。
見くびっていたワタクシ、トホホ。

このブログを長年お読みいただいている方なら、私がこの美術展に行く唯一の理由はもうおわかりでしょう。
当ブログ、長年のアクセス数ナンバーワンの記事が「ジェーン・グレイの処刑」。
その絵が、イギリス、ナショナル・ギャラリーから初来日。
ジェーンに再会できるチャンス、これはもう行くしかありませんね。

前置きが長くなりすぎましたが、いよいよ本題。
中へ入っても、人・人・人で絵がほとんど見えない。見るのに苦労しました。
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2017年10月01日

バレエ末席物語〜「トランス=シベリア芸術祭in Japan」〜

「トランス=シベリア芸術祭in Japan」
2017.9.29

今年のザハロワ公演第三弾です。
「amore」にも、とても興味があったのですが、1日しかないレーピンとの共演にしてみました。
レーピンの使っているバイオリンは、ストラディバリウスだそうですが、昔聞いたストラディバリのコンサートの音色とはちょっと違う気もしました。個々の楽器にも音色の差はあるだろうし、弾き手によっても音色は変わってくるのでしょう。
レーピンは、わりと技巧的な演奏が好みのようで、選曲も、そういう曲を選んでいるようでした。ピッチカート多用?(^_^;)
一つのバイオリンで、一つ以上の音が聴こえるようなテクも披露していました。

Blogでは、バレエ中心に書いていきます。
〇「ライモンダ」よりグラン・アダージョ
スヴェトラーナ・ザハロワ/デニス・ロヂキン

光物多用のライモンダのキラキラ衣裳がザハロワを、より輝かせていました。
冒頭から目を奪われます。女王の風格で、堂々としていました。
とても美しい二人でした。
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2017年09月13日

ちょこっとシネマ〜「静かなる情熱・エミリ・ディキンスン」〜

2017.7.29〜9.15
岩波ホール

アップが遅くなりましたが、8月初旬に恩師に誘われ、見に行ってきました。
以前のブログにも書いたように、エミリ役の女優シンシア・ニクソンは、やはりあまり私のイメージのエミリではありませんでした。でも、この女優さんはエミリの詩の熱心な愛読者だそうで、役への思い入れも一入だったのかもしれません。
アマーストの実際のディキンソン家のお屋敷で撮影され、庭も美しく、忠実に描こうとしているのがわかります。
マウントホリヨーク女学院で、受洗を決めた者とこれから洗礼を受けるために学ぶ者とに分かれますが、エミリはそのどちらにも入るのも拒否します。先生からは、神の国に入ることを拒否したと叱責されますが、エミリは自分の意志を曲げません。
マウントホリヨーク女学院でのエピソードは事実に基づいて描かれていますが、この描き方だと、反抗的な部分ばかりが強調されてしまっている気がします。
エミリが頑なに受洗を拒否したのは、「反抗的だったから」ではありません。彼女は、誰よりも真摯に神と神の国を求めていました。そして、それが見つけられない苦悩の中で生きたのです。
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2017年08月15日

A Rose for Emily〜The Soul selects her own Society〜

The Soul selects her own Society
Then-shuts the Door
To her divine Majority
Present no more

Unmoved-she notes the Chariots-pausing
At her low Gate
Unmoved-an Emperor be kneeling
Upon her Mat

I’ve known her-from an ample nation
Choose One
Then –close the Valves of her attention
Like Stone

(Emily Dickenson No.303)


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2017年08月11日

A Rose for Emily〜I was the slightest in the House〜

I was the slightest in the House
I took the smallest Room
At night, my little Lamp, and Book
And one Geranium

So stationed I could catch the Mint
That never ceased to fall
And just my Basket
Let me think- I’m sure
That this was all

I never spoke –unless addressed
And then,’twas brief and low
I could not bear to live-aloud
The Racket shamed me so

And if it had not been so far
And any one I knew
Were going-I had often thought
How noteless-I could die
 Emily Dickenson(No. 486)
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2017年07月30日

映画「静かなる情熱 エミリー・ディキンソン」

私が、ブログで取り上げているエミリー・ディキンソンの映画が上映されています。
ディキンソンについて知りたい方は、是非。
「静かなる情熱 エミリー・ディキンソン」
2017年7月29日〜9月15日
岩波ホール(神保町)
私も行きたいのですが、これにお誘いくださった方が、ご病気のご家族の看病があるので、行けるかどうかわかりません。
岩波ホールのHPを観る限り、エミリー役の女優は、私の中のエミリーのイメージとはちょっと違うのですけど、どんな感じに仕上がっているのかな〜と思います。
行けたら行きたい!
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2017年06月10日

バレエ末席物語〜「白鳥の湖」ザハロワ&ロヂキン〜

「白鳥の湖」
2017年6月8日/東京文化会館

オデット/オディール・・・スヴェトラーナ・ザハロワ
ジークフリート王子・・・デニス・ロヂキン
ロットバルト・・・ミハイル・クリュチコフ
道化・・・アレクサンドル・スモリャニノフ

この日も友人と夕食を食べてから文化会館に向かうと、楽屋口に人が集まっていました。
でも、先日のようなSPや黒塗りの車がいるわけではなく、普通の入り待ちの光景。
背の高い白人ダンサーが爽やかに写真撮影に応じています。
私が撮ったのは失敗したけれど、友人はなんとかハンサム笑顔をスマホ撮り成功。
マチネで踊ったオフシャレンコでした。

以下、ざっくりと感想を。

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2017年06月07日

バレエ末席物語〜「ジゼル」ザハロワ&ロヂキン〜

「ジゼル」
2017年6月4日

ジゼル・・・スヴェトラーナ・ザハーロワ
アルブレヒト・・・デニス・ロヂキン
他 ボリショイ・バレエ団

開演前に友人と上野で夕食を食べ、不忍口の坂を上って文化会館へ。
ショートカットして楽屋口の前を通ろうとすると、なにやら黒服のSPっぽい人が沢山います。ものものしい感じ。そこへ黒塗りの車が到着。中からは、スラッとした白人女性が出てきてサッと中へ入ってしまいました。
よく見れば、黒塗りの車が何台も止まり、ナンバープレートは、青地に白抜きの「外」。
外務省の車なのでしょうか。ロシアの国旗までついています。
入り待ちしている人もいて、友人と「誰?プーチンでもくるの?」「うそ太郎?」(N〇K番組LIFEを見ていた人ならわかる(^_^;)などと冗談を言っていました。
プーチン大統領が来るには、警備はやや手薄。きっと大使館の人でも来るのだろうと思いました。
「誰が来るんですか」と横の女性に声をかけられ「わかりません。でも、車のナンバープレートからすると大使館の人じゃないですかね」と言うと、「あぁ、そうですか」と言っていました。その女性は、バレエでもやっているのか、品の良い、感じの良い女性で「私は、ザハロワを見るために北海道から来たんです。一年前にチケットを取りました」と笑顔でおっしゃっていました。
スゴイ熱意!
私も、去年7月のオールスター・ガラの会場でチケットを取ったけれど、北海道から飛行機代をかけて宿泊代もかけて見に来る熱意には頭が下がります。
いつも貧しい桟敷席などと嘆いているのは贅沢かもしれないと思いました。
東京が好きなわけではないけれど、東京に住んでいることの有難さが身に染みました。

さて、そんな前フリがあり、桟敷席で開演を待っていると、場内アナウンスがあり、日本とロシアの代表の挨拶があることが告げられました。
その名前を聞いてビックリ。
なんと安倍晋三内閣総理大臣でした。
生晋三(^_^;)
安倍総理とバレエってなんだか結びつかないけど、楽しめたかしらん。
小泉元総理だったら似合いそうだけど。
ロシアの代表は、プーチンではありませんでしたが、ゴロジェツ副首相でした。
大物だらけ。
もともと今回の公演は、ボリショイ・バレエが初来日して60周年の記念の公演なので、日露政府の肝いりなのでしょう。
なんとまぁ、豪華なサプライズ。
ソワレは、なんといっても国宝級のバレリーナ、スヴェトラーナ・ザハロワですからね〜。
ザハロワの踊りは、そんな舞台にふさわしい踊りでした。

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posted by ひつじ at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

美術展紀行〜「大エルミタージュ美術館展〜オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち〜」〜

「大エルミタージュ美術館展」
2017.3.18〜6月18日/森アーツセンターギャラリー

先月行った「ティツィーアーノとヴェネツィア派展」のブログもアップできていないのに、
昨日行ったエルミタージュ展の感想をアップ。

エルミタージュ美術館は、世界各国の珠玉の名画が結集した絵画の殿堂。いつか行ってみたいけれど、当分その機会はないので、せっかく来日したので行ってきました。
エカテリーナ2世の華やかなりし時代にできた絢爛豪華なエルミタージュ美術館、作品につけられた額縁もまた豪華かもしれないという期待もありました。

今回の音声ガイドは、又吉直樹さんバージョンとロシアの人気キャラクター、チェブラーシカ・バージョンがあり、非常に興味を惹かれ心揺らいだのですが、一般ピーポーには決して高くない550円という金額は、私にとってはお弁当一個買える値段。一食まかなえる金額を支出することはできず、泣く泣く音声ガイドは諦めました。(チケット買うのがやっと)「武士は食わねど音声ガイド」という方は、是非、お借りください。

〇「戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像」
ウィギリウス・エリクセン
Hermitage3.jpg
会場に足を踏み入れると、ドーンとエカテリーナ2世がお出迎え。
33歳の戴冠式のときの姿だそうですが、非常に貫録ある姿。ロシアの肝っ玉かあさんという感じ。この日はちょうど、この作品のみ、フラッシュをたかなければ、写真撮影OKという、これまた太っ腹なサービスがありました!バンザイ!スパシーバ!
ついでに、エカテリーナ2世を真ん中に、家人と私の3ショット記念写真も撮ってきました。

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2017年03月21日

バレエ末席物語〜「ニーナ・アナニアシヴィリの軌跡〜最後のクラシック・ガラ〜」〜

「ニーナ・アナニアシヴィリの軌跡〜最後のクラシック・ガラ〜」
≪Bプログラム≫
2017年3月20日(月)
久々のブログ更新です。
年末年始のブログを書こうかと思ったのですが、年が明けてすぐパソコンが壊れ、買い替えなくてはならないかと青ざめたのですが、修理で対応できそうだったので、修理に出し、戻ってきたら全く直っていず、再修理に。ようやくパソコンが戻ってきたのが2月末。
重い腰をあげて、やっとブログ更新です(^_^;)

○第1部
○「薔薇の精」
ニーナ・アナニアシヴィリ、高野 陽年

淡いピンクの衣装に、巻き髪のニーナは、少女とはいえないまでも、愛らしい。
軽やかな身のこなしで、まだ全然踊れているのに、もったいない!
高野さんは、バラの精をやるだけあって、やはり跳躍系。ニーナのサポートも問題なくこなしていました。

ただ、一つ問題だったのは、私の斜め前のご夫婦がノメラー(前のめりになる人)だったので、舞台の左半分が二人の頭で完全に遮られ見えませんでした!(怒)
背中は背もたれに!
他者への配慮、思いやりがあれば、できること。

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2016年09月26日

バレエ末席物語〜ミラノ・スカラ座「ドン・キホーテ」バデネス&サラファーノフ〜

バレエ末席物語〜ミラノ・スカラ座「ドン・キホーテ」バデネス&サラファーノフ〜
2016年9月22日/東京文化会館

キトリ・・・エリサ・バデネス
バジル・・・レオニード・サラファーノフ
ほか

久々のバレエ。海外バレエ団のチケットは値上がりし、こちらは消費税アップなどで年々生活が圧迫され、なかなかバレエにも行けない状態に。
それでも、どうしても見たいものは見たい!
せっかくむこうからわざわざやってきてくれ、東京で見られるのだから。
今回は、コチャトコワ&ワシーリエフとポリーナ&サラファーノフのどちらか迷いましたが、サラファーノフの足技を見たくて、こちらのペアにしました。
ところが、ポリーナ妊娠で降板。ガ〜ン(泣)
巷では、ポリーナ妊娠はもっと早くからわかっていたはずとの噂も。
バデネスは新進気鋭の若手バレリーナ。スペイン人ということで、キトリにはあっているだろうけど、まぁ、ハードルを低くして期待しないようにしました。
サラファーノフがいてくれて良かった!

私が行った日は、初日ということで、舞台前にミラノ市長がご挨拶。「東京でミラノ・スカラ座バレエの公演が始まる今日、ミラノではちょうど浮世絵の展覧会が行われている。互いに贈り物を送り合っていて、日伊の友好関係が続くよう祈る。みなさんも是非イタリアへ来て下さい」という内容を通訳つきで話していました。

さて、感想はざっくりと。
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2016年07月26日

「オールスター・バレエ・ガラ」【Bプログラム】

「オールスター・バレエ・ガラ」【Bプログラム】
2016年7月24日

久々のバレエ公演ですが、前の週から夏風邪で寝込んでいて、喉痛と咳が治らず、せっかくのこの公演を諦めようと思っていました。が、どうしても諦めきれず、頑張って上野まで行きました。
なので、感想はざっくり。

●「ラプソディ」より
アレッサンドラ・フェリ/エルマン・コルネホ

久々のフェリの登場に感激。年は取ったのかもしれないけれど、幸い5階席からは細かいところはわからず、時折見せる無邪気な笑顔は、若かりし頃のジュリエットを彷彿とさせた。踊りも、ところどころロミジュリのバルコニーのパ・ド・ドゥを思わせる。サポート・ピルエットはグラついたけれど、足の甲の美しさは変わらず。
素晴らしいダンサー、完璧なテクニックのダンサーは数いれど、フェリの「語る足」に並ぶダンサーはいまだいない。計算された動きではない、クラシックのパを忠実にこなすだけでもない、フェリの足は、その動きだけで感情を物語る。しかも、彼女の動きによって風をはらむ衣裳までもが、彼女の一部となって音楽になり、語り出す。久々のフェリの踊りに涙。
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2016年02月06日

気づけば2016年

「気づけば晩秋」を書いたっきり、ブログを開いておらず、「気づけば「2016年」になっていました(^_^;)
いや、本当は、何度か書こうと思ったのですが、書く時間がありませんでした。
年末に、ロパートキナの白鳥とギエムの引退公演の感想をアップしようと思っていたのですが、できず、新年になったら、毎年の「クラシック三昧年末年始」記事と共にまとめて書こうと思いつつ、それもできず、今に至ります。書いておかないと忘れちゃうんだけど。時すでに遅し、もうだいぶ忘れた(^_^;)
なぜ、こんなに忙しいのかというと、日々海外メールのやり取りで忙しく、以前ほどブログを書ける時間がなくなってしまったのです。なにしろ母国語ではない英語で書くので、時間がかかる(汗)。
そんなことで、更新の少ないブログになってしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。
あ〜、いつかロパ白鳥&ギエム引退公演の記事を書けたらいいな〜。
ちなみに昨日は、ロパ様映画「孤高の白鳥」を観てきました。何が良かったって、ロパ様の「Staying alive」がめちゃくちゃカッコ良かった。王道クラシックだけではない面を観られて感激!今朝起きたら、「staying alive」の曲が頭に鳴り響いていました。
明日は、ルンキナ「白鳥」を観に行きます。ボリショイの騒動で、カナダへ行ってしまったので、なかなか日本で観られなくなってしまったルンキナ。久々です。ルンキナがボリショイの新星として初来日した公演を懐かしく思い出します。お互い年を取ったものね(^_^;)
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2015年11月13日

気づけば晩秋

最後にブログをアップしたのは、8月。
私事で忙しく、気づけばもう11月。
久々にブログ・チェックをしたら、なんと最後の記事に8月にコメントを下さっていた方がいたのに気づき、
真っ青!本当に申し訳ない気分でいっぱい。
滅多に更新しなくなったこんなブログをまだ読みにきて下さる方がいるのだなぁと改めて、感謝が身に染みました。
ブログを何か月も更新しないと、読みにきてくださる方に「ブログ辞めたのかな?」「生きているのかな?」と思われるかなと思い、ブログを書くことにしました。
安心してください、生きています!←パクリ(^_^;)
ブログも辞めてはいないので、今後も気が向いたら更新するつもりです。
辞めるときは、辞める宣言をすると思います。
こんなテキトー・ブログを読みにきてくださる方々、本当にありがとうございます!
ブログを始めたのは、2006月11月。
2015年11月で、ちょうど9年になります。
この先何があるかわからないけれど、できるだけ長く続けられたらいいなぁと思う秋の日でした。
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2015年08月20日

バレエ末席物語〜第14回世界バレエ・フェスティバル【ガラ・プログラム】〜

第14回世界バレエフェスティバル【ガラ・プログラム】
2015年8月16日

【第1部】
○「ドリーブ組曲」リュドミラ・コノヴァロワ/マチアス・エイマン
エイマンが上手かった。脚技がとても綺麗でした。
コノヴァロワもしっかり踊っていたのでは。

○「三人姉妹」サラ・ラム/ワディム・ムンタギロフ
冒頭、ムンさんの帽子投げ、マント投げがめちゃくちゃカッコいい!
スラリとした体形に軍服が似合いすぎ。
ラムちゃんも頑張っていましたが、背中が若干硬い。
二人とも、テクニック的には踊れていましたが、ドラマティック・バレエはまだまだかな。

○「雨」ヤーナ・サレンコ/ダニール・シムキン
前回のフェス・ガラでも見た作品。しかも、サレンコ&シムキンペアで(^_^;)
シムキンはもちろんのこと、サレンコも、よく体が動いていました。って、前回も書いた感想。でも、二人とも、体全体を使っていて、とてもよく踊れていました。
コンテのわりには見やすい作品です。

○「椿姫」より“第1幕のパ・ド・ドゥ”マリア・アイシュバルト/アレクサンドル・リアブコ
リアブコのアルマン、非常に素晴らしかった!!!
マラインと踊ると、この場面はしっとりと、やや悲哀感が漂うのですが、リアブコ/アルマンは、マルグリットの病いや悩みを露知らず、とにかくマルグリットに夢中のアルマン。初恋のういういしささえ感じ、恋をする喜びが滲み出ていました。
アイシュバルト/マルグリットも、そんなアルマンにつられて、恋する喜びを再発見したよう。踊る相手によって、こうも舞台が変わるものかと目から鱗。
二人の新たなケミストリーを感じる、新鮮な舞台に、すっかり心奪われました。
私の中では、今回の公演の中で一番新鮮で感動した舞台でした。
ブラーヴィ!!!

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2015年08月12日

バレエ末席物語〜第14回世界バレエフェスティバル【プログラムB】〜

第14回世界バレエフェスティバル【プログラムB】
2015年8月9日

Aプロの末席が取れなかったので、Bプロからフェス参戦です。
開演前、上野駅構内を歩いていると、前にスラリとした長身の女性が歩いていました。
脚を外向きにして歩いているので「これはバレエをやっているな」と思い、上半身を見ると、モデル並みに小さい頭。
このスタイルは!と思い、追いついて横顔を見ると、なんと水香ちゃん!!
声をかけたい衝動はありましたが、迷惑がられるのも悲しいので諦め。
水香ちゃんを目で追っていくと、楽屋口に向かっていき、そこで入り待ちをしていた女性たちに声をかけられていました。サインもらったのかな〜。うらやまし〜。
上野で遭遇した水香ちゃん。まさに上野水香(^_^;)
開演前にラッキーな出来事でした。
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2015年07月31日

第14回世界バレエフェスティバル全幕特別プロ「ドン・キホーテ」

第14回世界バレエフェスティバル全幕特別プロ「ドン・キホーテ」

キトリ/ドルシネア姫・・・アリーナ・コジョカル
バジル・・・ワディム・ムンタギロフ
ドン・キホーテ・・・木村 和夫
サンチョ・パンサ・・・岡崎 隼也
ガマーシュ・・・梅澤 紘貴
メルセデス・・・ヴィエングセイ・ヴァルデス(第1幕)
        川島 麻実子(第2幕)
エスパーダ・・・柄本 弾
ロレンツォ・・・永田 雄大
他 東京バレエ団

第14回世界バレエフェス、いよいよ開幕〜!(^^)!
会場は、各ダンサーの垂れ幕が下がり、お祭り気分も盛り上がります♪

眼精疲労のため、今回は、ざっくりと感想をメモ書きにします。

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2015年05月28日

バレエ末席物語〜ブルメイステル版「白鳥の湖」ソーモワ&ソボレフスキー〜

ブルメイステル版「白鳥の湖」
スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽劇場バレエ

オデット/オディール・・・ナターリヤ・ソーモワ
ジークフリート王子・・・ドミトリー・ソボレフスキー
王妃・・・マリア・ポタポワ
ロットバルト・・・イワン・ミハリョフ
道化・・・アレクセイ・ババイェフ
アダージオ・・・クセーニャ・ルシコーワ
他 国立モスクワ音楽劇場バレエ団

2008年以来のダンチェンコ、ブルメイステル版の「白鳥」を観てきました。
前回の来日のときは観られなかったので、7年ぶりです。
最初に感想を一言で言ってしまえば、実に素晴らしかった!!!
以前より全体のクオリティがアップしたと思います。
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2015年03月29日

美術館紀行〜「グエルチーノ展」〜

グエルチーノ展
2015年3月3日〜5月31日/国立西洋美術館

ついに来日!グエルチーノ展!
グエルチーノは、私のお気に入り画家の一人ですが、まだ日本では馴染みがないようです。
バロックの画家といえば、カラヴァッジョが有名になりましたが、グエルチーノも卓越した画力を持つ画家です。
グエルチーノは本名ではなく、ニックネーム。本名は、ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルベリーニ。グエルチーノとは、「斜視の男」という意味だとか。イタリア語でguercioは、「斜視の」という意味です。
そんな有難くないニックネームで呼ばれるグエルチーノですが、ほぼ独学で絵を習得したそうです。よほどの才能だったのでしょう。

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posted by ひつじ at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする